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SAVE THE SHIRAKAMI OAK

SHIRAKAMI SANCHI白神山地の森

古くからの姿を今に残す世界自然遺産「白神山地」
神々が住む森といわれるその場所は
ブナを中心とした原生林に覆われています
その周辺に広がる美しい里山は
ミズナラやサクラ・センなどのブナとは異なる
多様な広葉樹の宝庫となっています

MISSIONめざすもの

里山の豊かな広葉樹林は、古くから薪や炭などとして盛んに利用され、適度に伐採し更新されることにより、その生態系を保ってきました。
しかし、今では薪炭の利用が減り、手入れもされないことから、森林の高齢化・荒廃が進み、深刻なナラ枯れ病^※などを誘発する状況になっています。
白神オークプロジェクトは、ミズナラ等の広葉樹を活用した良質な木製品づくりに取組んでいます。
里山の広葉樹林は美しい景観をつくっているだけでなく、水源の涵養や土砂災害の防止、生物多様性の保全などの公益的な機能を備えています。
貴重な広葉樹をチップや薪として利用するだけでなく、⾧く使える暮らしの道具として蘇らせる。
この取組みを続けることによって、里山の森林は更新され、健全な森づくりにつながると考えています。

※「ナラ枯れ病」は、森林病害虫であるカシノナガキクイムシが病原菌である「ナラ菌」を増殖させることで、水を吸い上げる機能を阻害して枯死させる樹木の伝染病。